イギリスの「スタートアップ」が開発した、『what 3 words』。
ピンポイントで位置を説明するのは難しいわ!ー や、
複数の入口がある建物で待ち合わせの場合、どこの入口?ー など
世界全体を約57兆個の3×3四方のマスに区切り、一つ一つに異なる3単語「3ワードアドレス」を
当てはめ永久固定し、ピンポイントで場所を正確に表示・伝達できるシステムです。
単語は固定されるため、アップデートは不要でオフライン利用も可能。
住所のある場所はもちろん、ない場所においても信頼性の高いアドレスとして利用できます。
2018年5月に日本でもスマホアプリでの配信も始まっており、現在日本語を含めた26言語に対応し
今後も増える予定だという。ちなみに日本の場合は、30名の言語学者や関係者に協力いただき
一つ一つの単語をチェックし2万5000語を使っています。なるべく短く、一般的で、覚えやすい
という3点を考慮して言葉を選び、失礼な言葉や利用される文化圏でNGな単語は外されます。
また、似た発音の場合はできるかぎり地理的な距離を離し、ユーザーが気付くようにしています。
具体的な導入例として、パートナーであるメルセデスベンツが『what 3 words』音声入力ナビを
装備した車種を発表し、またIBMワシントンでは無人自動車での活用が始まっている。
そもそも共同創業者兼CEOのクリス・シェルドリック氏が、イベントの主催者を務めたときに
機材が指定場所に届かなかったり、出演者やゲストが会場にたどり着くのに時間がかかったり
したことがシステム開発のきっかけと言うから、すばらしい!!
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