熱中症と言っても症状が現れないまま進行し、悪化させるケースが多くあります。
室内でも、風呂場や洗面所、家屋の2階、マンションなど機密性の高い部屋は注意が必要です。
のどの渇きや多量の発汗などがなくても、普段とは違う異変があれば隠れたまま熱中症が進行している
可能性があります。次のような症状は、熱中症を疑ってみましょう。
隠れた熱中症の症状
■だるさ、疲労を感じる(幼児・児童が発する「つかれた」「だるい」は要注意)
■唇の変色
■手足のしびれ
■手足が冷たくなる
■口の中が渇いて唾液が出にくくなる
■舌が乾燥して赤黒い
熱中症が疑われる時の応急処置
「意識がない、もしくは意識がはっきりしていない」場合は、すぐに救急車を要請しましょう。
また、救急車が到着するまでの間に現場での応急処置が大切です。
<涼しい場所へ移動させる>
■風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内などの涼しい場所へ移動させましょう。
<身体を冷却する>
■衣服を脱がせたり、きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて身体から熱を放散させます。
■露出させた皮膚に冷水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことで体を冷やします。
■氷のうなどがあれば、それを首の両脇、脇の下、大腿の付け根の前面に当てて皮膚のすぐ近くにある
太い血管を冷やしましょう。
<水分・電解質の補給>
■意識がはっきりしているなら、電解質を適量含んだ冷えた
飲料を飲ませてください。(汗で失われた電解質を適切に
補えるスポーツドリンクや経口補水液などが最適です)
明日から、3連休・お盆休みに突入です。
帰省や、海に山にとレジャーでお出かけになる予定がぎっしりかと・・・。
熱中症にはくれぐれも気をつけて楽しんでくださいね♥♥